「婚活をしていると、なぜか今まで気にならなかった異性の欠点ばかりが目につくんです…。」
婚活中の会員さんから、こんな相談をされることがあります。
結婚したくて始めた婚活で、なぜかお相手の悪いところばかりを探してしまう。この現象、実は婚活あるあるなんです。
他人の欠点ばかりに目がついてしまう状態だと、せっかく頑張っている婚活も空回りしてしまいます。
「結婚相談所に入会したけど、なんだかパッとしない」「いいなと思える人がいない」こんな風に婚活に対してモヤモヤを抱いている方は、無意識のうちにお相手の欠点ばかりを探してしまう症候群に陥っているかもしれません。
今日は婚活中、お相手の欠点ばかりに目がついてしまう理由と、その対処法についてお話しします。
相手の欠点・悪いところばかり目がついてしまう理由
せっかく婚活をしているのに、お相手の悪いところばかり気になってしまう…。この原因は、真剣に婚活をしているからです。
お相手のいいところより、悪いところばかりを探してしまう自分自身にうんざりしてしまうこともあるでしょうが、婚活して素敵な結婚生活を送りたいと強く願っているからこそ、ついつい悪いところ探しのレーザーが発動しちゃうのです…。
婚活に真剣であるからこそ、デートやお見合いで一つの欠点を見つけてしまうと「もういいや」と思ってしまうのかも。
けれど、これを繰り返していると「本当に私と相性がいい人が見つかるのだろうか?」と不安になってしまうもの。
また、お見合いやデートを重ねれば重ねるほど、「ここが嫌だな〜」ってポイントが増えてしまって求めている条件も増えてしまいますよね…。
婚活でついつい悪いところを探してしまう時の対処法
婚活に限ったことではありませんが、人間には欠点もあれば長所もあります。そして、好き・嫌い・合う・合わないがあるのもごくごく自然なもの。
しかし、悪いところばかりが目についてしまって、婚活の進展がないのなら
- どうして悪いところ探しをしてしまうのか?
- 悪いところ探しから抜け出すためにやるべきこと
この2点にしっかり向き合っていきましょう。
マイナス面が気になった部分を具体化しよう
相手の欠点が気になってしまったとき、具体的に何を欠点に感じたのか具体化してノートに書き出してみてください。
なぜなら「なんか嫌だな」と感じた部分は今後の婚活で大きなヒントになるからです。
「なんとなく話が合わなくて嫌だった」のなら、具体的にどんな部分で話が合わなかったのか?仕草?言葉遣い?話題の内容?
一つのマイナス点も分解していきましょう。
「話が合わなくて嫌」にも、様々な理由がありますよね?
嫌を分解していくと、逆にあなたが結婚相手を選ぶ基準で何を重視しているかより明確になります。
結婚相手に求めていることは自分も実践
マイナス面に感じた部分を分解して、結婚相手に何を求めているのか、条件が明確になったら、今度はあなた自身も結婚相手に求めていることを実践してみましょう。
「結婚相談所のカウンセラーに理想が高すぎると言われたんです」とおっしゃる方も少なくはありません。
個人的には自分の理想が高いことには問題ないと思うのですが…。
お相手に求める理想が高いのに、自分は何もしていないのは、都合がいい話だと思いませんか?
楽しませてくれる人がいいと思うのであれば、自分自身も楽しませる人にならなければいけませんし、気遣いができる人がいいと思うのであれば、自分自身も気遣いができる人にならなければ『都合のいい話』なのです。
欠点を裏返して考えてみる
マイナス面を具体化する。そして結婚相手に求めていることは自分自身も実践する。
この2点に取り組んでも、まだまだ欠点が気になってしまうようであれば、100%を存在しないことを自覚しましょう。
自分の条件に50%当てはまったけど、50%が足りない!
この考え方だと、どんなに魅力的な人でも結婚するのは難しいのです。
完璧な人間はいないといいますが…その通り。(笑)
結婚生活はお相手の常識とご自身の常識を照らし合わせながら、うまく調節していかないと成り立たないのです。
だからこそ、一つのマイナス面が気になってしまったときは、その欠点を裏返して考えてみてください。
もしかして、この短所は長所なのかも?
そもそもこの欠点は私が補えばいいのでは?
マイナス面が一つあるから「もうなし!」とぶった切ってしまうより、一つのマイナス面をどうにかでいないか解決策を考える能力も結婚生活には必要な要素なのです。
まとめ
悪いところばかり目についてしまうこと自体、婚活中の方によくある現象です。
しかし、そこからステップアップして考えなければ、婚活は思うように進みません。お互いが歩み寄り、調整していく関係があってこそ、幸せな結婚生活が実現します。
今回のポイントを参考に、ステップアップした思考で婚活に励みましょう!